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- 広島ロータリーの卓話で話をさせていただきました
こんにちは、八納です。
先日4月18日に開催された広島ロータリーの昼食会で、卓話としてご招待いただき、30分ほど話をさせていただきました。
会場も約90名の方が参加され、人数の多さにちょっとびっくりしました。
私が今回話をさせていただいたのは、「孫の代に誇れる建築環境づくり」です。
「おじいちゃんが、あの時に本気で取り組んでくれたから今の地球がある。おじいちゃん、ありがとう」
100年後の孫たちがそのように言ってくれるような生き方をしたい、というのが軸にあります。
では、具体的に何をしていくか?
弊社のビジョンにもなりますが、具体的には地球環境に寄り添った「省エネ×デザイン」を洗練させた建築環境づくりを行っていくことです。
例えば上記のCGは、現在安芸郡府中町の龍仙寺建て替え工事で弊社が取り組んでいる「木造伝統デザインの社寺建築の高断熱高気密化」です。
設計施工は、金剛組、そして弊社は高断熱高気密化を図るためのアドバイザーとして関わっています。
「お寺、伝統デザイン=寒い&暑い」
を払しょくさせ、また冷暖房費がかからず快適に過ごせる施設へと高めるお手伝いをさせていただいています。今年の7月に竣工予定です。
そして、下記の写真群は先日姫路に竣工した「木造耐火こども園」である城見が丘保育園さん。
木造で耐火建築を作るというのが徐々に浸透しつつありますが、まだ全国では珍しく、さらに弊社は木造耐火を「高断熱高気密化」を図ることで、省エネ施設づくりを行っています。
姫路の上田設計室さんとコラボによるプロジェクトでしたが、こういったノウハウを少しでも多くの設計士仲間に広げていくことで、全国的に地球環境や人にやさしい建築が広まればと考えています。
卓話の最後に話をさせていただいたのが、障がい者施設についてです。
全国に要介護認定の方が500万人。
そして障がい者認定の方が約800万人。介護系の施設はたくさんありますが、障がい者施設が圧倒的に少なく、障がい者の方の社会進出を阻んでいる背景があります。
そこで、弊社では2022年までに全国に15000戸の障害者の方の住まう場所を造る!をスローガンに掲げ、多くの賛同者とともに全国に広げていくプロジェクトをスタートさせました。
下記の写真はこの4月に広島の五日市に完成する障がい者複合施設ですが、5月には視察会も催していただく予定になっています。
30分の卓話の中で、こういった話をさせていただきました。
話をさせていただいて思ったのは、多くの方がこういった情報をご存じなかったこと、そしてそれを分かりやすく伝えるのが私の役割の一つなのだということです。
今後、いろいろな場所でこういった情報をお伝えしたいと思っていますので、全国どこへでも伺いますので、声をかけてください。
どうぞよろしくお願いします。