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中途半端な住環境が命取りの原因になる時代なのです
2018.07.05
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エアコン
健康
前回お伝えした
「ヒートショック」。
季節柄のことはありますが、
エアコンの話をする上で大切なので
このままヒートショックの話を
します。
この「ヒートショック」。
知っている人は知っていますが
知らない人は、全く知らない
この情報。
ですが、全ての人が知っておくべき
情報でもあると私は思っています。
しかし、このヒートショック。
昔はそれほど話題にならなかったのが
最近話題になるようになったのか?
それは、昔の家は、どの部屋も
寒かったので、温度差が起こりにく
かったことからヒートショックが
ここまで多くなかったことが
分かっています。
それに対して、現在の家は、、、
例えば、リビングだけファンヒーターで
温めて、それ以外の部屋はほぼ外気温と
変わらない状態。
冬の時期に、風邪をひいたスタッフに
部屋の温度を聞いたら、3度でした、
と言っていました。
その時、広島にも寒波が来ていて外気温が
−1度だったのもありますが、冷蔵庫の中
よりも寒いですよね。。
話を戻します。
リビングがファンヒーターや暖房で
20度〜24度ぐらいに室温が
なっているとします。
お風呂に入ろうとします。
脱衣場の気温を仮に5度としましょう。
そして、お風呂の温度は40度。
ヒートショックは20度以上の温度の
変化による、血圧の激しい上下動で
起こる、という話をしましたが、
実は、上記のような条件で、
ヒートショックを起こす人が
後を絶ちません。
ちなみに、冬の布団の中は、28度。
夜にトイレに行きたくなって、
そのままトイレに行ったとしたら、
トイレの室温が5度でも20度以上。
実際にそれで亡くなる人も
多くいます。
せめて、トイレに行くときに
一枚上着を羽織っていれば・・・
それくらい、日本の住環境は
交通事故に遭うよりも、
不慮の事故で亡くなっているのです。
特に温暖な地域ほど、
家の室内環境は、真冬とことん寒く
なる傾向があります。
冬に読み返したい内容でした。
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。