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- 建築家へ道vol.4
皆様、こんにちは。
スタッフの黒田です。
もうすぐ4月も終わりますが、ここ最近はとても暑い日が続いています。4月ってこんなに暑かったかなと毎日感じています。
晴れるのはとても良いのですが、もう少し涼しく過ごしやすくなってほしいですね。
寒暖差が大きく体調を崩しやすい時期ですので、皆さま体調に気を付けてお過ごしください。
冒頭の気候の部分にも関係する話になるのですが、先日広島県のレモンの家の会が主催する勉強会に参加しました。
若手建築士がどのような思いで建築に携わっていくべきなのかといった内容でした。
よく「省エネ住宅」や「エコハウス」という言葉を耳にすると思うのですが、何故そのような住宅を建てるのか。
光熱費をかけずに快適な住まいとすることも重要ですが、大きな目的は脱炭素です。
空気中の二酸化炭素濃度は毎年2ppmずつ上昇しており、15年後には目標である450ppm以下を超えてしまうといった状況です。
現状況が続くと将来、税金を使って空気中の二酸化炭素を減らすようになってしまうため、子世代・孫世代のために今から省エネやエコについて取り組むべきなのです。
家づくりでの脱炭素としましては、なるべくエネルギーを使用せず住環境をよくできるのかが肝心です。
その手法は大きく2つあり、1つ目は「HEAT20」という団体が設ける厳しい基準をクリアした住宅を建築すること。
2つ目がパッシブデザインを取り入れた住宅とすることです。
前者で外部環境に影響されにくい住宅を建築し、後者で通風や冬場の日射取得など必要な外部からのエネルギーを取り入れることで、生活していく中で消費するエネルギーを少なくすることが重要です。
それらの条件が整って初めて、太陽光や太陽熱を利用してエネルギーを創り出すことに意味があります。
今まではあまり考えることのなかった内容に触れることができとても有意義な勉強会になりました。
今後も、このような勉強会や講習会があれば積極的に参加していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。