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注文住宅といえば、すべて自由に思い通りの家を建てられるわけではありません。
同じ注文住宅でもハウスメーカや工務店に設計を依頼するのと、建築士に直接依頼するのでは自由度やオリジナリティーに大きな違いが出てきます。
こちらの記事では、建築士とつくる家だからこそ手に入る6つのメリットについて紹介していきます。
Contents
デザイン編【建築家とつくる家だから手に入るメリット】
家の設計は家のデザインと深い関わりを持っていますね。
建築家に家の設計を依頼することには、その建築家の最高のデザインを手に入れられるという魅力があります。
その中でも、外観と内装のデザインについてのメリットを掘り下げていきます。
外観:メリット1
建築家に家づくりを依頼すると、イメージ通りの家の外観を手に入れられることや、デザインクオリティーが高く満足できる家を手に入れることができます。
建築家の中では、設計するデザインの方向性は大きく2つのタイプに分かれます。
・施工主の強いデザインイメージを再現性高く実現してくれるタイプ
・独自の作風を持っていて、おまかせで依頼を受けるタイプ
この2つのタイプについて説明していきます。
施工主の強いデザインイメージを再現性高く実現してくれるタイプの建築家は、「こういう外観にしたい」「こんなデザインにしたい」という施工主の強いデザインイメージの希望を重視して設計してくれます。
作りたい家のイメージに近い写真や資料を提示すると、完成イメージが共有しやすく家作りがスムーズに進みます。
そして、独自の作風を持っていておまかせで依頼を受けるタイプの建築家は、自身の作風や個性を売りにしている建築家です。
デザインや作風が気に入る建築家がいる場合は、その建築家におまかせでデザインしてもらうのも良いですね。
どちらのタイプの建築家も探す方法は、建築事務所ホームページの「作品集」や「Works」などの過去の施工事例が載っているページを見て、各建築家の作風やデザインをたくさん確認してみる事です。
作品すべてのデザインに統一感がある建築家もいれば、作品によってはデザインが大きく異なる建築家もいます。
多くの建築家の作品を確認して、気に入ったデザインを見つける事から初めてみてください。
一方で、ハウスメーカーや工務店に家の建築を依頼する場合ですが、施工主の希望する家のデザインに近づける努力はしてくれるものの、パターン化している部分が多くあり融通が効かない部分もあります。
ゆえに、家の外観にも各会社の”社風”が出てしまう可能性はあります。
以上のことから、建てたい家のデザインに「明確なビジョンがある」「こだわりのデザインを追求したい」といった場合は、建築家に依頼をする方が実現度や満足度は高くなるといえます。
内装:メリット2
建築家に家づくりを依頼すると、内装やインテリア、家具にオリジナリティーを出す事ができますので「世界にひとつだけの特別な家」をつくることができます。
内装素材を世界中から吟味して選ぶ、こだわりの空間をデザインする、家のデザインに合うオリジナルの家具を設計する、など選択肢の幅が無限に広がります。
一部のハウスメーカーや工務店でもオリジナル家具を設計してくれる場合はありますが、「このカタログの中から選んでください」というような制限がある場合がほとんどです。
その点、建築家はオリジナリティーを追求するための選択肢が多く、素材や家具の入手経路に関しても特殊なルートを持っている方も多くいらっしゃいます。
ただ、全ての建築家がこれにあてはまるという訳ではなく既製品の家具を使う建築家もいるので、オリジナル家具や内装にこだわりたい場合は最初に確認することが必要です。
【カウンター高さや調味料入れ等オリジナルキッチンにて設計】
間取り編【建築家とつくる家だから手に入るメリット】
建築家へ家づくりを頼む場合、作りたい間取りを実現するために家の構造を検討してくれるというところが大きな魅力です。
ハウスメーカーや工務店の場合は発想が逆になってしまい、決められた構造の中で作れる間取りを提案する事が基本となります。
例えば柱の間隔一つをとっても、ハウスメーカーや工務店の場合2間(3.64m)の間隔内に柱を置くというのがスタンダードですが、建築家の場合は3~4間(5.45m~7.27m)まで柱の間隔を開ける構造を考える事ができます。
狭小地への建築に関しても、30坪以下の狭小地は請け負えないハウスメーカーも多いですが、建築家であれば狭小住宅を得意とする方もいらっしゃいます。
だからといって、建築家であれば誰に頼んでも良いというわけでもありません。
建築家を選ぶ時に注意して頂きたいポイントは、一軒家の建築経験が多くある建築家を選ぶことです。
なぜなら、ビルのような大きな建物ばかり作っている建築家は、一軒家の間取りのスケール感や生活における問題点を把握しきれていない可能性があるからです。
気になる建築家がいれば施工実績に一軒家が多くあるか確認してみてください。
それでは、間取りの中でも生活に密接な関わりのある家事導線と収納について詳しく紹介します。
家事導線:メリット3
建築家は家事導線の提案に関して、住む人一人ひとりのライフスタイルや家族構成、土地の性質を考慮し、細部に渡る問題点まで拾い上げて熟考して練り上げてくれます。
例えば、PM2.5や黄砂の影響で洗濯物が黄ばみやすいといった西日本に住宅を建てる場合や、家の前が幹線道路で排気ガスが気になる場所に建てる場合などは、室内に洗濯物干し場が必要となるでしょう。
また、子育て中のお母さんのキッチンには、家事の合間に息抜きできる家事室が必要かもしれません。
このように、建築家は過去の数多くの経験を生かし、キッチンの形や大きさをはじめ包丁置き場の位置や形まで、生活する人の要望に合わせた生活導線を提案してくれます。
一方で、工務店やハウスメーカーに建築依頼した家の家事導線は、ある程度のパターンが決められています。
特にキッチン周りは既製品を使うことが多いので選択肢は狭くなりがちです。
建築家の家づくりには、住む人が楽しめる細かな配慮や、ストレスを軽減する家事導線、空調の効率が良くなる工夫などがたくさん詰まっています。
さらに、住む人が意識していないところまでもワクワクできて楽しい家事動線を提案してくれることは、大きな魅力に他ならないでしょう。
【お施主様のライフスタイルに合わせたキッチン動線設計】
収納:メリット4
収納においても、建築家の家づくりではオリジナルの収納を設計してくれる点がメリットであると言えます。
収納の扉の色と家具の色をぴったり合わせたり、同じ素材を使うことでデザインクオリティーは各段に高くなります。
既製品の収納を使うとそうはいきません。
過去の施工事例や多くのお客様の問題点を知り尽くしているので、最善のアレンジや提案をしてもらうことができますし、包丁の収納の仕方などの細かい要望も実現しやすいでしょう。
ただ、オーダーメードは費用が気になる事もあるかもしれません。
商業ビルや店舗などの建築経験のある建築士はコストを抑えて作るノウハウも持っていますので、店舗の建築経験がある建築士を探してみると良いでしょう。
安心編【建築家とつくる家だから手に入るメリット】
前章でお伝えしたように、建築家に家の設計を依頼すると間取りや空間構成が自由に決められます。
それは、その土地の特性を十分に理解した上でプライバシー、採光、通風を最大限に考慮した柔軟な発想の家づくりが可能であるというメリットにつながります。
プライバシーと防犯において、安心を得られるメリットについて紹介します。
プライバシー:メリット5
住宅地の中に家を建てる時、ハウスメーカーや工務店の設計では1階にリビングとダイニングキッチンがある間取りのパターンが多いです。
一方で、建築家の家づくりでは2階にリビングとダイニングキッチンがある間取りにすることが半数以上あります。
なぜなら、リビングが1階にあると外から家の中が丸見えになってしまったり、3方向が家に囲まれて暗いリビングになってしまうからです。
2階にリビングがあると天窓からの採光も可能ですし、昼間は照明が不要な明るい家を実現することができます。
ただし、断熱技術を持っていないと家の中が暑くなりすぎてしまうので注意が必要となります。
このように建築家の家づくりは、プライバシーや採光、通風における自由度の高い発想が可能であり提案力があるという事が大きな強みなのです。
家の中が暑くなりすぎてしまう間取りについては、
⇒エコハウスを建てる前に知っておきたい間取り、断熱材、坪単価
こちらの記事内でも取り上げています。
【2階にLDKを計画した例】
防犯:メリット6
防犯対策として、人が簡単に敷地内に入れないように塀や門扉のような境界をつくる事や、周囲の人の目が行き届く見通しを確保した住環境をつくることはハウスメーカーや工務店でも考えてくれます。
建築士の場合はさらに、過去の住宅の建築経験を元にして細かな防犯対策への配慮や、その土地の形状や特性を十分に理解した上で柔軟な発想やアイデアと間取りを提案してくれます。
そうすることで、より強固な防犯対策を施すことが可能となり、住む人に安心感を与えてくれます。
防犯についての防犯環境設計と具体的な防犯対策内容は、
⇒一戸建ての家のセキュリティ|防犯環境設計と具体的な防犯対策
こちらの記事で紹介しています。
サマリー:建築家とつくる家だから手に入る6つのメリット
こちらの記事では建築家とつくる家だから手に入る6つのメリットについて紹介しました。
建築士とつくる家では、
- 外観
- 内装
- 家事導線
- 収納
- プライバシー
- 防犯
上記の6つの項目のいずれにおいてもハウスメーカーや工務店とは一味違ったメリットを感じられるでしょう。
それは、建築家だからこそ積み上げてきた経験とノウハウがあること、自由度の高い柔軟な発想を実現するスキルがあること、素材や家具の独自の入手経路があることで実現できるメリットなのです。
「世界にひとつだけの特別な家」を手に入れたい方は、建築家に家づくりを依頼することを視野に入れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。