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気密測定を行いました。
2023.10.16
瀬戸内の風景を丸ごと堪能する家 H様邸 山口県光市
スタッフブログ
1.現場日誌
先日、H様邸の気密測定が行われ、結果の連絡がありました。
結果は、
C値=0.35㎠/㎡
でした!
延べ床面積が約60坪とかなり大きい2階建ての住宅ですが、
とても良い数値でしたので安心しました。
C値とは家全体の隙間の総量を数値で表したもので、数値が小さいほど隙間の総量が少ないことを示します。
そのため、C値が低い住宅を高気密住宅と呼びます。
C値が1.0㎠/㎡以下になれば高気密住宅と呼べますが、弊社では最低でも0.5㎠/㎡以下で0.2㎠/㎡を目標としています。
気密が良いとどうなるのかというお話はこれまでさせていただいたことがありますので、
本日は気密測定の測定方法をお伝えしたいと思います。
気密測定は、気密測定器という専用の機械を使って行われます。
窓やドアなどの開口部を施錠し、すべての換気口はテープなどで塞いだうえで、
気密測定用の送風機で屋内の空気を屋外に送り出します。
その際の風量と屋内・屋外の気圧差から建物の隙間の合計面積を測定することができます。
【気密測定器と測定風景】
気密測定を行うことで、気密テープの貼り忘れ箇所がないか、隙間ができていないかのチェックをすることもできます。
住宅を建築中の皆様、これから建てる予定の皆様、気密測定はぜひ実施するようにしてください。
高気密にすることが一番ですが、そうでない建物でも気密測定によって隙間を発見し少しでも塞いでいくことが重要です!