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タイトルが長くなりました。 先日、読んでいた本で、令和天皇が大変関心を持って取り組まれていることに「水環境の保全」がありました。 全人類の中で、約7億5千万人の人々には安全な水供給がされていない状況で、ユニセフによると毎日千人規模の子供が下痢で死んでいる状況のようです。 水問題はますます深刻化していくでしょう。 そのことも建築 […]
2019年10月8〜12日の間、中国の北京郊外のWINDOOR CITYで開催された第23回 パッシブハウス国際カンファレンスに日本のパッシブハウスジャパンの仲間15人で参加しました。 パッシブハウスというのは、太陽光など無限で手に入るエネルギーを中心に家の中の快適性を作り出す形状の家のことをいいます。 例えば、南側の窓の上には、 […]
先日、国連で16歳の女子が地球温暖化についてのスピーチをしていて、最近はその話題で持ちきりになっています。 色々なところからこのスピーチに対する賛否両論の声が聞こえていますが、実際の真実はどこにあるのでしょうか? 私自身、地球温暖化に関しては、あまりにも情報が錯綜すぎていて、状況を見極めるのは困難な感じがしています。 しかし、 […]
最近は、エアコンの使い方の話などを通じて家に中が暑くならないようにする工夫などをお伝えしてきました。 今回はすぐ対処できる方法とは少し違いますが、可能であれば取り組んだほうがいいこと、家づくりを考えるのなら必須である「窓」についてお伝えします。 サッシと業界ではよく言いますが、「窓」と言った方が一般の方には伝わりやすいようです。窓 […]
暑い日が続きます。 エアコンを効かせる方法を以前お伝えしましたが 家が暑くならない工夫も合わせて必要です。 では、どのように工夫ができるのか? 三つの工夫をお伝えします その1)朝日と夕日を家に入れない 多くの人が「夕日は暑くなるから遮る」感覚があっても、朝日が家に入らないようにするという発想を持っていません。なぜなら、朝はまだ外 […]
前回のコラムで日本の高断熱化が遅れていることがよく分かったことでしょう。 高気密高断熱のうちの高気密についても気密性能がどれくらい世界的に遅れているか?は以前のコラムでお伝えしていますので、それをご覧ください。 前回のコラムを見て「日本の省エネ性能は本当に遅れているんだな〜」「省エネ先進国に追いつくような発想は日本にはないのかな?」と […]
住宅業界において「高気密高断熱」という言葉や省エネ住宅、エコハウスなど一般の人から見たらどの表現がどういう意味を指しているのかとても分かりにくいと思います。 今回から、いわゆる省エネ住宅と言われているものの内容をわかりやすくお伝えしたいと思います。 まず、高気密高断熱住宅、省エネ住宅、エコハウスなどどれもが「光熱費を少しでも使わず […]
前回までは、どれだけ建物の高気密高断熱化を図ることが重要か?という話をしてきました。 ただし、建物の省エネ化を図るには、それだけでは不十分です。 なぜなら、太陽光、太陽熱、風、地中熱、雨など自然のエネルギーを賢く活用することが合わせて重要になるからです。専門的にこの自然エネルギーのことを「再生可能エネルギー」と言います。このエネル […]
私が先日ブログで「最後に世界規模で考えたい省エネの事実」をお伝えしました。 その回では、大気中の二酸化炭素濃度が400ppmを越えると、気分が悪くなる人が増えたり、地球の自然環境に大きな影響を与えるようになり、そのためには建築を通じてどこまで省エネにできるか?という話をしました。 実際に2014年に400ppmを超え、現在は410 […]
建築家の講演会などに行くと、気密性や断熱性の低い建物を設計しているケースもあり、「この空間は少し空調が効きにくくてもいい」「サッシを解放した時の内外の一体感がとても重要」という話を聞くこともあります。 昔の日本の家は、雨風をしのぐためにまず屋根が出来ました。 そしてプライバシーや「中と外」を区切るために障子や板戸などを用いました。 […]