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セカンドハウスの人気エリアになる可能性を秘めた土地を選ぶポイント
2022.05.19 セカンドハウス

気候変動による大規模な水害や地震の頻発などにより、災害リスクに備え、いざという時には避難所としても使えるセカンドハウスに注目が集まっています。

この記事では、セカンドハウスを建てる人気エリアとなり市場価値が高くなる可能性を持つ土地の選び方、探し方のポイントを解説しています。

【自然災害が少ない場所】セカンドハウスを建てる人気エリア

地震のリスクが低いエリアを選ぶ

日本のほぼ全域は、地震や台風などの災害のリスクが多い場所といえます。

しかし、その中でも比較的、災害が少ない場所というのもありますので、その点に注目して土地を探しましょう。

例えば、沖縄は台風の被害という面ではリスクが高くなりますが、地震は日本国内では比較的少ないエリアに該当します。

県庁所在地である那覇市を始め南部の方は、琉球石灰岩と呼ばれるサンゴ礁からできた岩の台地や丘陵地が大きく広がっていて、この辺りは地盤が硬いと言われています。

そのため、台風に対する対策がしっかり取れているセカンドハウスを建てれば、地震のリスクを抑えることができますね。

ただし、同じ沖縄でも、北部の名護市周辺などは、局地的に地盤がかなり軟弱なところもあるため、事前にしっかりと調べるようにした方が良さそうです。

本州で言うと、群馬県や栃木県も比較的地盤が硬いと言われています。

いずれにしても、自分が購入する土地の地盤がどれぐらい強いのか確認することは必須条件となりますね。

 水害のリスクが低いエリアを選ぶ

最近は、洪水の被害も各地で相次いでいます。

水害を防ぐには、その土地の治水対策がしっかりと行われているかどうかや、洪水ハザードマップのチェックをするなどしてこの点も確認されることをお勧めします。 

自分や家族の命を守るのはもちろんのこと、建物が被害に遭わないようにすることや、災害の避難地としての役割をセカンドハウスには求めたいところですね。

【地盤状況によっては地盤改良工事が必要となります。】

 

【未来の自然災害のリスクヘッジをできる場所】セカンドハウスを建てる人気エリア

自給自足生活が送れる場所を選ぶ

都会に住む富裕層の方々は、その生活とは真逆の田舎の自給自足の生活に憧れを持っている人も少なくありません。

このため、畑のあるセカンドハウス暮らしを希望される方も増えています。

今後こうしたニーズが増える可能性も指摘されています。

というのも、近年の災害の増加や円安などによるインフレの影響などで、食糧難のリスクも以前よりも上がっているからです。

自分で栽培するという選択肢だけでなく、周辺農家から直接食料を手に入れられるネットワークのある地域というのも今後は人気が高まっていきそうです。

【敷地内スペースを利用した畑】

 

ミニ氷河期の対策をできる場所を選ぶ

これは、エビデンスが乏しい話にはなりますが、近々到来すると言われている「ミニ氷河期」に向けたリスク対策もおすすめです。

地球温暖化が叫ばれて久しいですが、その一方で現在はミニ氷河期に向かっているのではないかというという説も存在しています。

2015年、英ウェールズで王立天文学会が開かれ、イギリスの研究者が「2030年ごろから太陽の活動が60%程度減衰するため、地球はミニ氷河期に突入する可能性がある」という研究発表を行いました。

これは、あくまでも可能性の一つということで真偽のほどは定かではありません

しかし、もしこのような寒冷化が本当に進んだ場合、温泉の源泉付きのエリアに土地を持っておけば、リスクに備えることができますね。 

具体的には、温泉がわき出す温泉地では、温泉が共通の財産になっていることが多く、この温泉を利用するためには自宅に温泉を引き込む権利「引湯権(いんとうけん)」が必要となります。

このような、温泉を自宅に引き込んで利用できる権利を持った土地を選んでおけば、毎日温泉に入りたい放題になりますし、寒冷化が進んでも、水道が凍結することなく使えるなどメリットが大きいということになります。

 

まとめ:セカンドハウスを建てる人気エリアになる可能性を秘めた土地を選ぶポイント

この記事では、「災害リスクに備えられる土地」という観点から考えるセカンドハウスを建てたい人気エリアの探し方をお伝えしました。

こうした観点から選ぶ土地というのは、今はまだそれほど値段が高騰していない土地だとしても、今後ニーズが増え、市場価値が高まる可能性を秘めた穴場の土地と言うことになります。 

軽井沢など既に市場で大人気のエリアというのは、新たには手に入りにくい状態となっていますので、その場合にはぜひこの記事を参考に、今後お宝となるような土地探しをされてみてはいかがでしょうか? 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。