YANO'S BLOG
週末コラム 災害にあった園に行って感じたこと 180722
2018.07.22 週末コラム
以前お伝えしましたが、週末の土日は、
メルマガコンテンツの配信をやめて、
「週末コラム」と題してお送りしたいと
思います。
 
実はメルマガではできるだけ時事ネタ
というものを書いてきませんでした。
 
なぜなら、メルマガのコンテンツは、
どのタイミングで読んでいただいても
役立つ情報をイメージして書いていた
からです。
 
でも、それだけだと私もつまらない
という感じもしてきました(笑)
 
そこで、普段一級建築士として
どのような活動をしてどのようなことを
考えながらこの一週間を過ごしたか?
などをお伝えしようと思います。
 
さて、この1週間は、大雨の災害の関係で
なかなか行くことができなかった呉市と
幼稚園の横の川が氾濫し、全国放送になった
府中町のりゅうせん幼稚園に行って来ました。
 
呉は、車で行くのに通常30分のところが
2、3時間かかるなど時間が読めないので
広島の宇品港からフェリーを使って呉に
行きました。
 
市街地に「すずらん保育園」という保育園を
昨年設計させていただき、その園が一部
床下浸水をしたので、その状況を見に行きました。
 
設計時も、「20年に一度ぐらい河が氾濫する
ので、その高さを読みながら設計したい」
という話があり、前回氾濫した時に来た水位を
調査して、それから10cm高く床の高さを
設計しました。
 
今回の水害で、床の10cmぐらい下まで
水が来たのですが、床上は無事に逃れることが
出来ました。
 
しかし、子供の目線に合わせて厨房の床を低く
するというコンセプトで、作った厨房の床は
一部浸水してしまいました。
 
園長先生も、子供の目線に合わせることに
意識がいきすぎいて、床を下げたのは盲点だった
とおっしゃられていて、今後の対策のために
どのようにするか?を現在検討中です。
 
「八納さんこれくらいの雨が毎年くらいくる
覚悟でいないとダメですね」と園長。
 
今回の災害は、何十年に一度の災害だという
認識がどこかにあったのですが、園長が
いうように、これから毎年来るぐらいの
意識で対策をする必要があると、改めて
思いました。
 
一級建築士として、知恵を絞り出して
みたいと思います。
 
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。