先日「住まいの機能のその先へ」を テーマにした講演会に参加してきました。 今、住宅業界では、一部の人の中で 高断熱高気密など省エネに関して 注目が高くなっています。 そしてその多くが 「どれくらいの高性能の家が作れるか?」 に意識が集中しています。 そういった中 「機能性のその先には何があるのか?」 をテーマにした講演だったの […]
前回のコラムで、世界的な流れとしての省エネ化の重要性は理解していただけたでしょう。 しかし、自分の生活に省エネがどう直結しているか分からないとピンと来にくいものです。 では、どう直結しているのでしょうか? 例えば、「日本の家は寒すぎて、年間交通事故死亡者数3500人の約5倍の170,000人が心筋梗塞や脳梗塞で亡くなっていて世界で […]
なぜ、省エネ化が重要なのか?改めて考える 住宅における2020年の省エネ基準義務化が見送られ、「こういう省エネ仕様にすることも重要ですよ」と言った程度の説明だけが義務化されるというなんともお粗末な展開になっています。 住宅業界では、賛否両論があるんですが、「義務化されなくて正解。差別化がはかれる」とコメントする関係者もいますが、正 […]
湿気を寄せ付けない方法で押さえておきたい部分にサッシがあります。 今回はサッシについてお伝えしましょう。 4.サッシについて押さえておきたいこと 構造以外で耐久性に影響するものとして、サッシ(外部に面する窓)をあげることが出来ます。サッシは、木製、鉄製、アルミ製、樹脂製、ステンレス製などがあり、最近では、外部がアルミ、内部が樹脂のアルミ […]
幸せな家づくり 基本の「き」 第27回は、「資産性の高い土地をどうやって見抜くか?」です。 専門用語でいうと収益還元法というものを使いますが、一般の方が活用できる具体的な方法をお伝えします。
耐久性に関して、どの構造の建物においても大敵なのが「湿気」です。 今回は、その話をしましょう。 3.全てにおいて湿気は大敵と覚えておきましょう 構造に関わらず、湿気は家にとって大敵です。木造の場合は構造材を腐らせ、鉄骨造の場合は鉄骨を錆させます。鉄筋コンクリート造の場合は、湿度が高い室内環境になり、ダニやカビの発生を引き寄せます。いずれに […]
前回、耐久性に関して「メンテナンスフリーの誤解」について話をしました。 耐久性をテーマにした話の第2段は、将来に渡って家が使いこなせれるか?に着目しました。 なぜなら、ライフスタイルに合わせて間取りの使い勝手を変えることができるかなどが家の寿命にも繋がってくるからです。 では詳細をお伝えしていきましょう。 2.将来のライフスタ […]
耐久性に関しては構造も重要ですが、それ以外にも押さえておきたいポイントがいくつかあります。 今回から数回にわたりそれをお伝えしましょう。 今回はその1「メンテナンスフリーで気をつけたいこと」です。 その1.メンテナンスフリーで気をつけたいこと よく、 「メンテナンスフリーのものにしたい」 「メンテナンスが不要な材料を […]
木造の寿命は「26年程度」と世間的に言われているため、木造は耐久性が低いというふうに思っている人も多いようです。 よくよくこの26年の要因を調べてみると、 ▼ライフスタイルの変化に対応できない ▼設備の入れ替えのサイズが合わない ▼構造の木部分が腐ってきた&白アリにやられた というふうに、構造自体が駄目になるケース以外も多々あ […]
Q)八納さんのブログを見て、木造住宅においてシロアリの点検がとても重要だと分かりました。 そこで聞いて見たいのですが、どれくらいのペースで点検すればいいですか? A)先日ブログで「木造は構造的に弱いのか?」について書きましたが、その時に 「木造はシロアリにやられると構造的に危険な状態になる」と答えました。 そうなると気に […]