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ライフスタイルを決定づける「マインドセット」とは?
2019.10.28
動画 幸せな家造り 基本の「き」
家づくり成功のツボ
一流人の思考
あなたにとってお金とはどういったものでしょうか?
お金=○○ の部分を書き出してみましょう。
お金=
・たくさんあれば嬉しいもの
・たくさんありすぎると困るもの
・人生のステータス
・武器
・物事をコントロールする力
・単なる道具
・考えるのが嫌
・気が重たくなるもの
・問題の種
・愛の表現
・分かち合いのエネルギー
など、その人の価値観によって、お金に対する意識は大きく変わります。
例えば、お金=武器、人生のステータス、コントロール力と思っている人がいるとしましょう。
前回「自分は客だ」という建主の話をしましたが、多額のお金を費やす家づくりの場合、武器、人生のステータス、コントロール力という「観念(=その人が信じている信念体系)」が強い場合は、前回のような状態になります。
Contents
観念があなたの人生をコントロールしている!?
家づくり全般だけでなく、物事全般にも通じますが、どのような「観念」を持っているかで、その人の人生を形作りっているといっても過言ではありません。
上記はお金を例に出しましたが、
・お金
・人間関係
・家族関係
・好き嫌い
・趣味
・善悪
・正義、悪
・生き方
など、人生を形作る全ての分野でこの「観念」が影響を及ぼしています。
例えば、子供部屋に関して、
・夫は、子供部屋を作らない派
・妻は、子供部屋を作ってあげたい派
と意見が分かれている時、その背景には、子供部屋に対する「観念」があります。
私は、家づくりのヒヤリングで「子供の頃どうった環境で育っていましたか?」という話を夫婦それぞれに聞くことが多いですが、その話を聞くことで、それぞれが培ってきた「観念」がみえてきます。
そして、それぞれの「観念」をお互いに知ってもらい、わが子にとって何が一番適切な「観念か?」をみていきます。あくまでも夫婦どちらかの観念を選ぶのではなく、わが子にとって最適な「観念」を選び取ります。
觀念という言葉をコンピュータに当てはめるとOSみたいなもの
例えばウィンドウズ、マックなどそれぞれコンピュータを動かすためのプログラムがありますが、それをOS(オペレーションシステム)といいます。
小さなバージョンチェンジから、大きくバージョンチェンジするものまでたくさんありますが、人生における「觀念」も、時代の流れ、自分自身の状況に合わせて、バージョンチェンジしていくことがとても重要です。
少し概念的な話になりますが、世の中で唯一普遍的なものがあります。
それは「変化」です。
変化というものが普遍的に起こり続けるのが世の中です。
そういう意味でいうと、「安定」というのは「変化の中に乗り続けること」というのが真実に近いと私は考えます。
タイトルにある「マインドセット」というのは、OSを書き換えて、よりより人生を歩むための「觀念」に書き換える行為です
私は、家づくりでこの部分を根底で一番大切にしています。
しかし、動画でも語っていますが、家づくりにおける「マインドセット」という考えは、世の中にはまだほとんどありません。手前味噌ですが、私がこれまで数冊の著書を出していますが、そこに「マインドセット」について、体系立てて書いていますので、すぐにご覧になりたい方は、そちらをご覧ください。
変化が唯一普遍的なもの。
それに対して、どのようなライフスタイルを作りげて行きたいか?という発想は、家づくりとは切っても切り離せないものですし、家づくりを考えていない人にとっても同じです。
YouTube動画 幸せな家づくり 基本の「き」も技術編を終え、いよいよ「マインドセット編」がスタートしました。併せてご覧下さい。
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。