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マインドのことを知れば知るほど人生のコントロール幅が広がる
2019.12.04
動画 幸せな家造り 基本の「き」
家づくり成功のツボ
一流人の思考
マインドは英語でMINDですが、直訳すると「心、精神」と訳すことができます。
しかし、このマインドですが、心理学や自己啓発などの世界でいろいろな使われ方をしていて混乱を生みやすいのも事実です。
Contents
家づくりやライフスタイル構築になぜ「マインド」という概念が必要か?
これは長年、住宅設計をやってきた私の実感として「幸せで快適な暮らしを作り出す」ためには、このマインドのカラクリを知っておかないと、もったいないという感覚が強いからです。
家づくりなどにおいて大切なマインドは「快適で充実した生活にたいする心構え」が持てるかどうかです。
しかし、以前にもお伝えしましたが、日本人が住まいを購入する一番多い動機は「家賃を払うくらいだったら、住宅ローンの方がマシ」というものです。
このマインドは、「何が得で何が損か?」というもので、家づくりにおける大切なマインドからは、かけ離れているのです。
日本人は住まいに対するリテラシーが低いと世界的に言われています。この場合のリテラシーとは、住まいを本当に活用するための知識や知恵の高さを示しています。日本の一番多い動機から見てもそう言えるでしょう。
そういった意味でも、「マインド」がどのように構築されているか?を知ることで、「自分がなぜ損得勘定に囚われているのか?」を理解し、それを手放すことが出来れば、より幸せで充実した人生を手にすることが出来ます。
マインドは、心や精神をしめしていますが、その中身は、これまでの人生経験から積み重ねてつくられたあなたの「価値観」や「観念(おもいこみ)」などから構築されています。
例えば、
「お金は汚いもの」
「贅沢は敵」
「自由なことをして生きるといつかバチが当たる」
「出る杭は打たれる」
というのは、これまで人生経験で「そういうものだ」と培ってきたものです。
しかし、人によっては
「お金は愛情表現」
「贅沢を感謝して受け取る」
「自由なことをして生きることは幸せなこと」
「どんどん出る杭になって自己表現を謳歌させる」
という考えの人もいることでしょう。
これも、人生経験などがベースになった価値観です。
では、この価値観や観念はどうやって構成されているのでしょうか?
ぜひ、ここで動画もご覧いただきたいのですが、多くの場合は子供の頃の経験がベースに作り上げられています。
例えば「お金は汚いもの」という考えがある人は、子供の頃、お金にまつわるネガティブな想いがあり、「お金って汚いもの」と思い込んだ可能性があります。
しかし、その想いを既に忘れていて、察知できないことがあります。
なぜなら、人の意識には、察知できる「顕在意識(けんざいいしき)」と察知できない「潜在意識(せんざいいしき)」というものに分かれるからです。
意識のイメージを氷山に例える例が多いのですが、海から上に浮いていて見える10%のエリアを顕在意識、海の下に沈んでいて見えない90%を潜在意識と言ったりします。
潜在意識は顕在意識の9〜10倍ほどの大きさがある
私たちは、普段10%の顕在意識で生きていると思っていますが、実は、心理学的にいうと残り90%の潜在意識にコントロールされているのですが、それをご存知でしょうか?
多くの人が顕在意識で人生をコントロールしようとするのですが、上手くいきません。それは、顕在意識だけでは上記のように人生をコントロールできないからです。
人は意図して人生に変化を与えていきます。
そういう意味では「顕在意識」を使って行動に移すことはとても重要です。
しかし、潜在意識によって根本の人生をコントロールされていることを知らない限り、お釈迦様の掌から出れない孫悟空のような状態から出ることは出来ません。
では、どうすればいいか?
それは「潜在意識の中に潜んでいる自分の人生パターンに気づき、そのパターンを変えるために顕在意識で意図して行動に移しパターンブレイクする」しかありません。
ただ、「潜在意識の中に潜んでいる自分のパターン」に気づくのは、自分自身では難しいのが現実です。
私は普段の設計活動で、建主の潜在意識に潜むパターンをブレイクさせて、新しいライフスタイルをデザイン&構築させるということをやっています。
どうやってやっているかというと、それは「この家を手に入れることでどんな夢を実現したいか?」ということを一緒に明確にすることで導き出しています。
私の事務所の事例を紹介しているページの家の名前には「どんなライフスタイルを実現したいか?」をコンセプトネーミングにしています。
興味がある方はご覧ください。
誰にでも思考の制限があります
それが悪いわけではないのですが、もし実現したいライフスタイルがあり、それを実現させるためにどうしてもブレーキになる思考というものがあります。
その思考の奥にある「潜在意識からくる価値観、思い込み」を外すことが出来れば、自然と実現したいライフスタイルが手に入ります。
これが一つの解決方法です。
そして実はもう一つ解決方法があります。
それは次回お伝えしましょう。
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。