YANO'S BLOG
なぜあの家は片付くのか?リバウンドしないための唯一の方法
2019.08.17 片付け
 
特にステージ4、5になると深刻です。
特にステージ4で、子供の頃から散らかっている家に住んでいると
 
「自分は片付けられないダメな人間」
「家は自分の恥部」
 
という観念を生涯、自分自身に植え付けてしまいます。
ぜひ、それは避けたいところです。
 

ところでなかなか、家が片付かない原因をご存知ですか?

一つは、子供の頃に散らかった家に住んでいて、自己肯定感を下げてしまった場合。
もう一つは、片付け方を教わらなかった場合です。
 
世の中の片付け本は後者の片付け方をノウハウとして伝えているものが大半ですが、そんな中、前者の自己肯定感を高めながら片付けをする方法を伝えている本があります。
 
それが、世界で800万部近くになり最近ではネットフリックスの番組で有名になった近藤麻理恵さんこと、こんまりちゃんの本「人生がときめく片付けの魔法」です。
 
なぜこの本が世界的に有名になったのか?
一つは、本人のコミット度合いが世界レベルだったことですが、それ以外には、片付けを通じて自分の心を整える自己啓発的な要素が入っていたこと。
 
そして、この自己啓発的要素=ジャパニーズ禅 というふうに世界中の人が認識して、今のような状態になっていったのです。
 
なぜ、この話をしているか?
 
それは、こんまりちゃんの本で、片付けと合わせて、心を整えることを「ときめき」という言葉で、表現しているところがとても重要だとお伝えしたかったからです。
 
「ときめき」
 
心が喜んでいるかどうか?という言葉にも置き換えれます。
英語では、SPARK JOYと翻訳されています。
 
喜び、楽しさがスパークする。
なんとも楽しい表現ですよね。
 
その感覚が、今世界的ブーム、いや、世界的な潮流になっているのです。
これはとても喜ばしい兆候だと私は考えています。
 
なぜかというと
「本当に自分が楽しいと思えるものや環境で周りを満たすことが幸せに直結する」
という本質を世界中の人が本質的に認識し始めたことが分かるからです。
 
そして、私が提唱している
「住んでいる家を好きになりましょう」。
 
これは、まさに「ときめき」でものを対象にするだけでなく、住んでいる環境に対して「ときめき」があるかどうかを示唆しているものです。
 
なぜ、私がこれだけ何度も「住んでいる家を好きになりましょう」とお伝えしているか?
こんまりちゃんの話を通じてより理解していただけたかと思います。
 
片付く家の根底にあるもの。
それは物や家そのものに「ときめき」を感じているか?
 
そして、家そのものにときめき、好きになればなるほど、家は気持ちよく片付きリバウンドすることはなくなります。
 

あなたは家を好きになる工夫をしてますか?家を好きになることは全てにおいて最優先されることです

 
逆にいうと、家が好きならリバウンドはしないというのが真実なのです。
 
家を好きになるパワーを改めて実感してみましょう。
 
家と家族の幸せとは
どのように関係があるのか?
特別無料PDFプレゼント
100軒異常の注文住宅の設計を通して
数多くの成功と失敗を見て来た建築士が、
「失敗しない家づくりのヒント」を解説した
無料PDFをプレゼントいたします。
この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。