YANO'S BLOG
新型コロナウィルスに対抗するために、家で出来る基礎免疫力の高めるポイント
2020.03.24 健康
新型コロナウィルスが世界中に蔓延している中、不安がどんどん膨れ上がっています。
中には、トイレットペーパーなど、本来なくなるはずもないものを買うためにパニック行列までできる始末です。
 
今後こういう不安がどんどんふくれ上がるかもしれませんが、どれだけ客観的なデータを持ちながら、対処するかが重要です。日本だけの状況じゃなく、世界の状況も知っておいてください。
 
 
 
そんな中、出来ることは、手洗いとうがい、手元にあるのならマスクと必要以上に出歩かないことでしょう。
また不用意に病院に行かない、パニック行列に並ばないのがもっとも有効です。
 
ただ、出歩かないというと、経済活動が止まってしまって、経済が死んでしまう可能性もあります。ここは新しい活動のスタイルを模索しないといけないところですよね。
 
では、それ以外にできることはあるのでしょうか?
 
基本的には、基礎免疫力を高めることが誰にとってもできる事ですし、重要な事です。
今回は、あなたの住まいでできる2つのことを取り上げます。
 
その1 良質な睡眠をとることが何よりも先決
その2 適度な加湿と温度調整
 
それぞれについてお伝えします。
 

その1 良質な睡眠をとることが何よりも先決

 
日本人は他の先進国に比べて平均睡眠時間が身近いのをご存知ですか?日本人は7時間や7時間半寝れば十分と思っていますが、フランスなどでは8時間半ぐらいが普通だったりします。
 
夜10:30に寝て、朝7:00に起きるくらいです。
 
これを見て、「寝すぎ〜」と思う人は要注意です。
実際に6時間未満の短眠の人が急死したりするケースも後を絶ちません。
 
私も気をつけないといけない部類ですが(笑)、睡眠が基礎体力や基礎免疫力を高めることは周知の事実ですが、どの程度睡眠をとればいいか分からないというひとは、一つの目安で8時間をイメージしてみましょう。
 
歳を重ねていくと、朝起きるのが早くなってきますが、遅く寝た分遅くまで寝るのは難しいものです。朝、6時に目が覚めてしまう人は22時台には寝るように心がけるといいですね。
 
それ以外に、カフェインを夕方以降取るのを控えた方がいいでしょう。
カフェインをノンカフェインのものに変えるなどして、睡眠がどれくらい質が変わるかを確かめてみましょう。
 
また、別のブログで「スマホ」による睡眠障害の話もしていますので、そちらも合わせてご覧ください。
 
 

その2 適度な加湿と温度調整

 
日本は、冬場は過乾燥しやすいと言われています。湿度にすると、30%ぐらいまでです。しかし、人にとって快適な湿度は40〜60%ぐらいだと言われています。
 
しかし、冬場に60%近くまで湿度を上げると今度は窓が結露し始める家が多いです。
私のオススメは、冬場で45〜50%ぐらいです。
 
それぐらいの湿度があると、朝起きたときに喉が痛くなることが減ります。
また季節性のインフルエンザは、湿度が40%以下の時に移りやすいというデータもありますから、適度な湿度を保つことはとても有効でしょう。
 
新型コロナウィルスがうつりやすい場所のNO1は病院です。その次に、パニック行列。
 
「もしかして、新型コロナウィルスかも!」と心配になって行った病院で感染するケースが海外ではとても多く、日本でも気をつけないとそのような事態に陥ってしまいます。
 
そういった意味でも、病院に行かなくてもいい体づくりや予防をしておくのが一番ですね。
 
 

まとめ

 
いかがだったでしょうか?
根本的に大切なのは基礎免疫力で、それを高めるのに一番貢献するのが「良質の睡眠」です。
 
寝るのが勿体無いと思う人もいるかも知れませんが、睡眠不足から体調不良や新型コロナにかかり、数週間時間を無駄にするのだったらどちらがいいでしょうか?
 
これを機に、基礎免疫力を高める睡眠をしっかりとることと住環境を整えることに意識を向けて見ましょう。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。