#STAY HOME この時期、家にいるときに有意義に過ごすために意識したいこと
2020.04.14
ライフスタイル
東京を中心に、非常事態宣言もあり、#STAY HOME という呼びかけとともに、在宅時間が増えている人も多いのではないでしょうか?
拙著にも書きましたが、これまでの日本人の家の平均滞在時間は約13時間。
寝る時間の6〜8時間以外に家の滞在しているのは長くて7時間程度でした。
それが、#STAY HOME になってからは、人によっては、散歩や買物に行く1〜2時間を覗いた、22,23時間ほど家で過ごすようになっているかも知れません。
一日の平均滞在時間が10時間近く伸びる計算になります。
そうなると、家での時間の過ごし方を見直したり、工夫することが重要になってきます。
なぜなら、家での過ごし方が、習慣を作り、少し飛躍的に見ると、あなたの人生そのものを作り上げてる可能性が高いからです。
最近は、NetflixやYou Tubeなど、動画をみて時間をつぶす人、ゲームをしている人など、「時間を持て余している人」が増えています。
また、全国的に子供の学校が急行になる可能性も出てきています。
そういった中、日中をどのように過ごすかは、どの家庭でも悩ましいことでしょう。
長年、住宅設計に関わってきた経験から、こういった時期をどのように過ごすことが重要かを今回は4つの項目でお伝えします。
1)なんとなく過ごす時間をつくらない
子供がいる時間も増え、それだけで、忙しくなるご家庭も多いでしょう。そうすると、我が子に振り回され、それ以外の時間はボ~っと過ごしてしまうことがあります。
それ以外にも週末の土日は、時間を持て余して、何をすればいいかわからないという状況にもなりやすいです。
ここで、ポイントがあります。
それは何となく過ごす時間も、これからの時間は何となく過ごすと決め手時間を過ごすのです。
気がついたらあっという間に時間が経って「今自分は一体何をやっていたのだろう?」という時間を極力減らすのです。
すべての時間に意図を放って過ごすのですが、これは拙著「一流の人はなぜ自分の部屋にこだわるのか?」にも書きましたが、「一流の人はすべての事に意図をもってその時間を過ごしている」という側面から見ても、理にかなっています。これは訓練が必要ですので、意識してトライ&エラーを繰り返してみましょう。
2)子供が集中しやすい勉強環境を作ってあげる
子供も家で過ごす時間が増え、休校期間は学校から出た宿題なども、やらなくてはいけないでしょう。
しかし、なかなか時間のけじめがつかず、ずるずると時間を過ごして、ぐずったりする子供もいることと思います。
こういった場合は、勉強する場所に、勉強道具以外のものが目に入らない環境を作って、毎日、その前に座る時間を決めて、勉強をやることが大切です。
できれば、親のそばがいいのですが、そのときに、あまり子供の集中力が途切れないように、TVを見たり、歌を聞いたりするのはやめましょう。そして、決めた時間通り勉強ができたときは思いっきり褒めてあげるのがポイントです。
3)ホームワークのメリハリを付ける
ホームワーク、いわゆる在宅ワークに切り替わった人も多いことでしょう。
それまで、家で仕事をしなかった人は、一体どこでやったらいいのだろう?と悩ましいことと思います。
ここで、家族での話し合いが必要です。
なぜなら、普段家にいない両親が家にいると子供もかまってほしくなり、どうしても茶々をいれがちになるからです。
「今日の10時から12時は、お父さんは仕事をするので、この部屋に入ってこないでね。その後お昼をためべて、1時間遊んであげるよ」など、メリハリを付けながら仕事をしてみます。
職場と同じように、朝から晩まで、パソコンとにらめっこして家で仕事をしていると、異様な雰囲気になります。ぜひメリハリを身に着けてみてください。
4)1日30分、一箇所の片付けをつづける
最後におつたえするのは、「片付け」です。おすすめなのは、玄関やホームワークで使っているデスク、ダイニングテーブルなどをきれいにすることです。それも、できれば1日30分以内にできる片付けを毎日部位を変えて掃除をします。そして、その場所が綺麗になったら、それを家族みんなで味わうのです。掃除した人に感謝をのべましょう。そうすることで、快適な流れの循環が生まれます。
いかがだったでしょうか?
#STAY HOME ということで、家にいる時間が長くなった分、どうやって時間を過ごすか?は意図的にしないと、毎日日曜日みたいな過ごし方になってしまいます。
家族と話し合って、メリハリのなる毎日を作り出してみてください。
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。