YANO'S BLOG
私の心のセンサーが働いたのです
2018.04.27 メルマガバックナンバー 夢を叶える
今日は、これから広島県の竹原市に
行きます。
 
午後から、竹原こども園プロポーザルの
二次審査のプレゼントヒヤリングが
待っているからです。
 
一次審査は、今から2週間ぐらい前に
ありました。
 
一次審査は、同類の実績と設計者の
スキルを書面だけで求められます。
 
一次通過できるのは5社のみ。
 
私の事務所は、スタッフ2人いる
合計3人の少数精鋭チーム。
 
実は、ここまで自分でもびっくりする
ような流れがあって、ここに至った
のです。
 
一時審査締め切りの前日、以前からお世話に
なっている設備設計事務所のYさんから
「八納さん、竹原のこども園のプロポーザル
は出しましたか?もしかして、知らなかったら
いけないと思って」
と連絡をいただいたのです。
 
最近私が、こども園の設計に力を入れていて
その設備設計をYさんにお願いしていました。
 
Yさんが、
「もしかして、八納さんのところが出したら
 可能性があるかも」
と思ってくださったようで、わざわざ電話を
いただいたのです。
 
「八納さん、明日の午後が締め切りだけど
 詳細はHPに載っているみたいですよ」
 
ちょうど東京出張の準備をしながら電話にでた私は、
「うぁ!こんな忙しいタイミングに!」
と、思いながらも、どうせ今から取り掛かっても
間に合うはずがない、と思い、出張準備をして
いました。
 
でも、胸のあたりがグルグル、ゾワゾワ
するのです。
 
そこで、出張準備の手を止めて、
竹原市のHPにアクセスし、その詳細を
眺めました。
 
「・・・・申し込みがギリギリ間に合うかも。
でも、構造と設計の共同会社を今すぐ
依頼してOKもらえない限り、無理だな」
 
そう思った瞬間に、構造と設計の仲間に
連絡。なんと快く引き受けてくれたのです。
 
「ここまで、話がスムーズにまとまるんだったら
やらなきゃいかんでしょう!」
という気持ちになりました。
 
「よし、あとは東京への移動ののぞみの
中で作業しよう」
 
片道4時間の間、ひたすらパソコンに
向かって資料を作成しました。
 
あんなに東京まで、あっという間に
ついたのはこれまでなかったくらいです。
 
翌朝、スタッフに資料を打ち出してもらい
竹原市役所に持っていってもらいました。
 
 
そして一次審査の結果発表の日。
 
「御社は一次審査に、通りました。
 4月23日に二次審査用の技術提案書を
 提出してください。27日にプレゼント
 ヒヤリングを行います」
 
5社に残ったのです。
 
はじめこの内容を見たときに、
なぜ、自分の胸のあたりがグルグル、そして
ゾワゾワしたのか分かりました。
 
心のセンサーが働いたのです。
 
4月23日までの約10日間、本業の設計を
している合間の時間を塗って、A3判2枚の
技術提案書を作りました。
 
このとき思ったのは、普段からこのメルマガ
のように文章を打っているので、ものすごく
提案資料の文章がスムーズに打てたこと。
 
そして、アイデェアがスルスルと出てくる
のです。審査員に受け入れられるかは、
分かりませんが、本当に自分が世の中に
広げたい、こども園のあり方を真摯に
表現してみました。
 
さぁ、今日の午後。
 
「どのような自分」でプレゼンに臨めるか?
 
また明日報告しますね。
 
 
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。