YANO'S BLOG
狭小地を宝物に変える5つの方法とは?
2018.08.21 家づくり 家づくり成功のツボ メルマガバックナンバー 資産 狭小住宅 お金
これまで、狭小住宅を手に入れるための
ファーストステップの話をしてきました。
 
なぜここまで力説しているか?
 
それは、日本における不動産事情から
考えると、はじめに手に入れる家が
街中のある程度利便性の良い場所の
住宅が適切だと私が考えているからです。
 
街中の家だと、万が一自分たちが転勤で
その家に住めなくなったとしても、
人に貸すことが可能です。
 
そして、家を手放す時でも、
土地の資産性も高く、かつ家の資産性も
高い状態に保つと、欧米と同じように
しっかりとした不動産として
転売することも可能だからです。
 
もちろん上記が全てではありません。
大前提として
 
「自分たちはどんなライフスタイルを
 描きたいか?」
 
が重要ですから、
 
「自然に囲まれたエリアで
 ゆったりと暮らしたい」
 
という思いが最重要項目であれば、
その限りではありません。
 
もし上記のような明確な目的が
無いようでしたら、私のいう流れで
資産形成していくことも方法として
あるという事を知ってもらえればと
お思います。
 
さて、今回は狭小住宅を手に入れる
時に、家の造り方としてぜひ知って
おいてほしい内容をお伝えします。
 
まず、これまで何度かお伝えしてきた
「4LDK神話」。
 
「部屋は小さくても4つは造った方が
資産性が高くなりますよ」
 
と今でも勧めてくる営業マンや設計士が
いますが、それは無視してください。
 
なぜなら、それがその家の資産性の
決め手にはならないからです。
 
狭小住宅には、資産性を高めるための
具体的な手法がいつくかあります。
 
私はそれは
「狭小地を宝物にする5つの方法」
と、名付けています。
 
今回からはそれを順を追って説明しましょう。
 
今回はその1
「1.間取りは大きくざっくりと」
をお伝えします。
 
さて、この話。
先述した4LDK神話と真逆をいきます。
 
なぜかというと、狭小住宅は延べ床が20
〜30坪ぐらいの大きさになることが多く
(66m2〜100m2ぐらい)
部屋を4つとると、一部屋のサイズが
大きいところで6畳、狭いところだと3畳
というサイズになってしまいます。
 
しかも多くの場合は、子供部屋に勉強机
などを入れようとしてしまうので、
狭い部屋がさらに狭くなってしまいます。
 
個人的には、子供部屋は寝ることを
主体にし、勉強を子供部屋で
やらせないのなら、3畳ぐらいでも
大丈夫だと思いますが、
そうでない限り狭すぎます。
 
逆にいうと、狭小住宅では、子供部屋は
寝室に特化して小さめの部屋にして、
勉強はリビングやダイニングでできる
環境を作る方が、リビングダイニングの
空間を広く取ることが出来るでしょう。
 
部屋数ですあ、夫婦の寝室と子供数と
すると、手狭になる可能性があります。
 
例えば、子供が二人なら6畳ぐらいの
部屋を一つとり、子供の成長に合わせて
間をベットや家具で区切るなどする
ことで、部屋の大きさを抑えることも
できます。
 
一番避けたいのは、考えなしに3、4畳の
部屋を作ってしまうことです。
 
その辺りは気をつけてみましょう。
 
 
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。