YANO'S BLOG
毎月の支払い額が一緒なら快適な家を手に入れたくないですか?
2018.08.27 省エネ(エコハウス) メルマガバックナンバー 資産 狭小住宅
これまで、
狭小敷地を宝物に変える5つの方法の
その1、その2、その3をお伝えして
来ました。
 
今回は、その4をお伝えしましょう。
 
その4は
「狭小住宅だからこそ、高断熱高気密
 仕様にする」
です。
 
もちろん大きな家でも高断熱高気密
仕様にすることは大切です。
 
しかし、狭小住宅でも、高気密高断熱
仕様にすることはとても重要です。
 
なぜなら、、、
 
狭小住宅の場合は、その2でもお伝えした
ように、縦に空間を使いこない択、
そのためには、吹き抜け空間などを
設置したいからです。
 
吹き抜け空間を作る場合、高断熱高気密
仕様にすることは必須です。
 
吹き抜け空間は、断熱性能が低いと
いくらエアコンをしても涼しくならず
暖まらずということが起こります。
 
しかも光熱費がびっくりするくらい
かかる。
 
例えば、毎月10万円のローンで
建てた家で、光熱費平均が4万円かかると
合計14万円になりますが、
 
毎月12万円のローンで光熱費平均2万円
で合計14万円の家も作れます。
 
多くの人が家をリーズナブルに作る
ことばかりに意識が行き、毎月実際に
財布から出て行くお金に意識が行きません。
 
トータル金額が一緒で、快適性が手に入る。
これが高断熱高気密のメリットです。
 
そういう意味でも
狭小住宅の資産性を上げるには、
光熱費のかからない燃費効率のいい家に
することがポイントです。
 
現在欧米では、不動産の燃費性能が表示が
一般化されて来ていて、不動産価値の一つ
として燃費性能が不動産価値にも大きく
影響するようになって来ています。
 
日本でも2020年に次世代省エネ基準が
義務化されますが、次世代省エネ基準以下の
家は、将来的に極端に不動産価値が下がる
可能性があります。
 
日本でも2030年近くになれば、燃費性能の
いい家の資産価値が評価される可能性は
高いです。
 
2030年は今から10数年先。
家の寿命から考えると、そんな先のことでは
ありません。
 
これから家を手に入れようと思っている人
にとって、外せない視点でしょう。
 
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。