家の寿命が身近かったもう一つの大きな要因とは?
2018.08.31
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引き続き、木造の家の寿命について
これまで短命だった原因とその改善して来た
ポイントなどをお伝えしましょう。
すでに、下記2点についてはお伝えしました。
・それまで壁に断熱材を入れていなかった
のに断熱材を入れるようになって、壁の
なかが結露して腐ってしまうことが増えた
・シロアリ対策がなされていなく、
シロアリ被害が多く出た
残り2点について、どうやって改善して来たか?
どう改善しつつあるかをお伝えしましょう。
・家のサイズと家電製品のサイズが合わなく
なり、その頃は高度経済成長期だったので
家をリフォームせずに建て替えた
・木造の構造的な見解が、専門家でも曖昧
だった
まず知っていただきたいのは、
家の寿命が25〜30年と言われていた時
の多くの要因が、家電製品のサイズが
合わなくなったこと、そして電気容量が
全く足らなくなったことでした。
しかし、木造の建物は弱いという言葉だけ
先行して、上記の事実がほとんど
伝わらなかったのが実際です。
洗濯機、冷蔵庫、そしてTV、そのほかにも
電子レンジやオーブンなど、大型化したり
それまでにはなかったものが取り入れられ
たりと、それまでの家のモジュール(規定寸法)
では、収まらなくなったのです。
そして、高度成長期時代も重なりました。
家を改修するぐらいなら建て直した方が
いい、という考え方も多く、その背景で
多くの家が建て替えられました。
しかし、現在はすべての家電が大型化し、
今後これ以上、スペースをとって何かを
入れないといけなくなることは、ほぼ
ありません。
ですので、この家電製品の大型化については
現在では建て替え需要には繋がらなくなって
います。
どちらかというと、家の寿命とは
関係ありませんが、家電については
これからの時代は、家のIT化が
ポイントになるでしょう。
スマホで照明、エアコン、TVなどが
操作できる。
すでにそういう時代になって来ています。
家電の話はこれぐらいにしておきます。
そして、最後の
「木造の構造的な見解が、
専門家でも曖昧だった」
件について。
これは、話が長くなるので次回にします。
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。