Q&A)夫婦で話がかみ合いません!
2018.09.14
家づくり成功のツボ
Q&A 家づくり110番
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パートナーシップ
前回の
「部どうしても夫に遠慮して
しまいます・・・」
というご質問に対する答えは
いかがだったですか?
これは万人に共通する話題だったと
思います。
お金に対する罪悪感などが
その根底でうごめいていたりする
ものですが、ここの感情をクリアーに
することで、パートナーシップの
あり方もガラッと変わるでしょう。
では、今回のQAです。
今回も夫婦ネタでいきましょう(笑)
これも家づくりにおいての質問ですが
夫婦の会話をどうやって擦り合わせて
いくかのヒントになるでしょう。
◇今回のQA
夫婦で話がかみ合いません!
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(ご質問)
今、家を購入しようと思って
夫婦で話し合っていますが、
私は工務店で家を建てたいのですが、
夫がハウスメーカーで家を建てたいと言って、
意見が合いません。
子ども部屋に関しても考え方が違っていて
平行線です。
こういう時ってどうすれば、
家づくりの話を前に進めることが
出来るのでしょうか?
(八納の答え)
ご夫婦で話がかみ合わない、
これは家づくりにおいて、
よくあることです。
ですので、まずは
「ご夫婦で話がかみ合わないのが普通」
ということを知っておいてください。
ご夫婦のパターンはいろいろありますが、
二人で意見を言い合う時もありますが、
一方の意見が強く、もう一方は意見を
言わなくなってしまうケースもあります。
「私たちのところはうまくいっています」
という方の場合でも、自分の意見ばかりで
物事が進んでいる場合は注意が必要です。
なぜなら・・・
もう一方は意見をいうことを
諦めてしまっていたり、言い争うのが
嫌であったり、自分は専業主婦なので
これ以上いうのはやめておこうと
遠慮している場合もあるからです。
そういった意味でも「かみ合わない」
というのはお互いの考えを言い合っている
状態なので、スタートとしては良好です。
じゃ、どうすれば自分たちの意見を
すり合わせることが出来るか?
これまでたくさんのご夫婦を見てきましたが、
うまくいった夫婦ほど
「相手の意見を興味を持って聞いてみる」
ということをしています。
「あなた、なぜ、和風の家が好きなの?」
「ん~、なんとなく昔から・・」
「昔ってどれくらい昔から?」
「そうだな・・・、あ!小学生の時に
毎年帰っていた田舎の家の縁側が
大好きだったのを思い出したよ。
いや~、懐かしいな。
思い出すとちょっと涙が出るくらいだよ(涙)」
「あなたが和風の家が好きな原点は
そのあたりにありそうね!」
洋風の家が好みだった奥様が、
「和風デザインの家にしよう!」
と実際に決められた瞬間でした。
このように、お互いの考えに興味を持って
「なぜそのように考えるようになったのか?」
を聞き合うことが、家づくりではとても大切です。
興味深いことに、このような形で家づくりを
進めると、夫婦の価値観で新たな発見を
されるかたも多くいて「より夫婦の絆が深まった」
と言います。
もし、かみ合わないのだとしたら、
お互いがお互いの話を探偵になった気分で
聞いてみることをおすすめします。
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。