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凸凹症候群の子どもがいる場合の具体的な家の使い方
2018.11.03
メルマガバックナンバー
子育て
発達障害
凸凹症候群と家との関係性。
凸を伸ばす家の使い方というところに
前回は焦点を当てていきました。
では、凸を伸ばすためには
まず何を意識することが重要でしょうか?
心理カウンセラーの妻と
この話をする時に出てくるのが、
「集中力を高める環境づくりが重要」
です。
凸凹症候群の場合、凸に集中することが
とても重要で、集中するための体質改善と
住環境設定がとても重要になるわけです。
体質改善に関しては
私の妻のメルマガなどをとって
ぜひ勉強してください。
※彼女の小冊子を申し込むとその後
メルマガが届きます。
私は、凸に集中できる住環境設定の
話をしてきましょう。
さて、この住環境設定。
まず大切なのは、
「夫婦の共通認識を持つ」
ことからスタートします。
この凸凹症候群ですが、
夫婦で共通認識を持てるかどうか?
これはとても重要です。
「俺は仕事を一生懸命やっている。
お前は家事と子育てが仕事だろう!!
ちゃんとやってくれよ」
流石に最近はこのようにいう夫は減った
と願いたいですが、このように言われると
「やっぱり私の育て方が悪いのかしら・・」
と女性は思ってしまいやすいものです。
でも、それは違います。
凸凹症候群の子どもがいる場合は
明らかに世の中の常識的な子育て法だと
育てにくいのです。
散らかして片付けられないことも多く、
それを一般的な常識に当てはめて
片付けさせようとしても
ほぼうまく行きません。
例えば、私がこういったときに
一般的に伝えているのは
「子供にルールを決めさせる」
というものがあります。
おもちゃが片付けれなかったら
翌日はおもちゃを没収する。
例えば、子供からそういったルールの
提案があったとしましょう。
大人からすると、散らかしたおもちゃを
全部片付けることをイメージするかも
知れませんが、一般的にでも半分片付け
れれば良くできた方です。
しかし、凸凹症候群の子どもは、
一つも片付けないことも多いです。
そこで
「あなたが決めたルールでしょ!」
と、言い合いを始めてしまうと
「片付けようと思っていたのに
なんでそんなことを言うの!」
といった感じで、売り言葉に
買い言葉で泥沼にはまります。
こう言う場合は、親が一つ片付ける
のを手伝ってあげたりして、
そのあとにその子が一つでも
片付けることが出来たなら
「わぁ、すごい。片付け出来たわね!」
べた褒めをするのです。
・・・・大げさだと思いますか?
ポイントは、本当に細かく小さな
ベイビーステップを踏んでいくことです。
そうすることで、
その子は少しづつ、整理整頓をする
習慣が身についていくのです。
次回に続きます。
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。