住まいの所有感を高めることがとても重要な理由
2018.11.07
家づくり成功のツボ
メルマガバックナンバー
住まいと安心感の関係性の話を
お伝えしています。
前回お伝えした
「外界から身を守る安心感」
に関してですが、
とても当然のことでもあるのですが
そのことを意識する人は少ないでしょう。
家自体が、あなたやあなたを守って
くれている感覚は、普段の居心地にも
大きく影響します。
今の家に不安な要素があれば
その部分を改善することを
意識してみましょう。
では、今回はその続きです。
2.安全でいられるという安心感
外界から守られていて安全で
いられる安心感というのは、
1の話にもつながります。
この項目では、さらに、雨風などの
震災や災害時に身を守ってくれる
「安全性」のことを伝えたいと
思います。
雨漏りをしない、
という最低限の安心感から、
災害時に家が自分達を
守ってくれる存在になることが
重要です。
近年、豪雨による災害も
増えています。
そして、それは異常気象ではなく
今後の気象そのようになってきている
ことも知っておく必要があります。
家の耐震性や耐久性の確保を
しっかりさせること、
そしてエリア的に災害マップなどで
どう言ったエリアになっているかを
把握し、災害時にはどのように
行動すればいいかを
家族で共有しておくことは重要です。
3.所有している場所という安心感
人は本能的に「巣」を持っている
ことに対して、安心感を持ちます。
しかし、最近は
「家は帰って寝るだけ」
「好きな時に好きな場所に
住めばいいので定住はしない」
など、本能的に「根ざす」場所を
所有することに対して意識が
低い人も結構います。
価値観はそれぞれですが、
日本人的なDNAからみると、
日本人は本能的に
「帰れる場所」を持つことで、
安心感や「地に足がついた感覚」を
持つことが基本的に重要だと
考えています。
以前、
「転勤族で、この家も社宅だから、
家に対して借り物だという
気持ちがしている」
というご家族がいましたが、
「仮に1年でも我が家だと思って、
その家のことを好きになる努力を
してみてください」
とアドバイスしたところ、
後日、
「家に愛情を注ぐようになったら、
居心地が良くなった」
というメールをいただきました。
意識するだけで、
これだけ居心地が変わる
という好例ですが、
所有感=安心感
につながるということも、
ぜひ覚えておきましょう。
次回に続きます。
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。