YANO'S BLOG
寒い日の家の対処法
2018.11.16 メルマガバックナンバー エアコン 健康
朝晩がだいぶん寒くなってきましたね。
体調を崩しやすい時期なので、
お気をつけください。
 
さて、こういう時期に気を付けておきたい
家の使い方の話を今回はします。
 
先日のメルマガで、
2万人が、家の中でヒートショックで
亡くなっている、という話をしました。
 
ヒートショックは、家の中での
温暖差が20度以上になると
 
それが要因で、血圧の激しい上下動が起こり
それにより、心筋梗塞や脳梗塞が
起こるというものです。
 
実はヒートショック以外にも
転倒などで亡くなる人を入れると
4、5万人ぐらいが家でなくなっていると
言われています。 
 
年間交通事故死亡者数が4000人を
切った中、家の中での死亡数は
とても多いことが分かると思います。
 
さて、このヒートショックですが
特に年齢としては60歳以上が
なりやすいと言われています。
 
自分がその年齢じゃなくても
両親や身近な方でその年齢の方が
いましたら是非伝えてくださいね。
 
さて、この時期の過ごし方
対処法です。
 
まずは、体感的に変わってくるのが
室温もありますが、湿度が実は
大きく影響しています。
 
家の中の湿度が40%を下回った
場合は、加湿器を購入して、
家を加湿してみましょう。
 
肌寒さは、湿度が低いことから
特に感じるようになります。
 
加湿は、それ以外にも
お風呂を入った後の湿気を
家の方に呼び込む、
 
やかんでお湯を沸かして
その湯気で加湿する、
 
そういった方法も取れます。
 
それと、もう一つは、
我慢せずに、暖房を入れましょう。
 
結局、暖房を我慢して、
体調を崩し、風邪をひいたり、
インフルエンザになったりして、
 
実際の生活に支障をきたしたり、
パフォーマンスを落としたりと、
 
本末転倒の結果を生み出します。
 
室温が16度以下になると
健康被害が出やすくなるという
データがアメリカでも出ています。
 
出来れば、20度を下回った時点で
迷わず暖房を入れて、体調不良を
起こさないように気を付けましょう。
 
まずは、加湿に意識を向けてくださいね。
 
 
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。