YANO'S BLOG
住宅ローンを払い終わる頃の悲劇
2018.07.17 メルマガバックナンバー
前回から「お金」をテーマに話を
しています。
 
お金にテーマは、家づくりをする人以外
でも、住環境を整える上ではとても
重要なポイントだからです。
 
そして、お金は家の資産性にも関わって
来ます。
 
今回は「家の資産性」をテーマに
お金の話をしましょう。
 
日本の家は「長くて20年。それ以降は
家自体に資産価値はなくなる」と
言われています。
 
その理由は、税金などで減価償却される
年月と家の価値を比例させて考える
習慣があるからです。
 
それともう一つは、
「日本では家を不動産として作るのでは
なく、耐久消費財として家を作って来た」
背景があるからです。
 
耐久消費財というのは、家電に代表する
エアコン、冷蔵庫、テレビなどと同じ
ように、寿命がきたら買い換える財の
ことを言います。
 
家も耐久消費財なら
「家も寿命がきたら買い換える」
とうことになるのです。
 
35年かけて住宅ローンを払うと
「家は一生自分たちのものになる」
と思ってしまいます。
 
しかし、残念なことに、日本の中で
作られている多くの家が、
 
「30〜40年程度で建て替える必要の
 ある耐久性」
 
で作られている現実があります。
 
そのことを知っている人は非常に少ないです。
 
それを回避するには
「長期優良住宅と同程度の仕様で
 家を建ててください」
というフレーズを使うしかないでしょう。
 
それでも、安価な材料を使って
「同等ですよ」
と、いう業者もいるでしょうから、
念には念を入れる必要もあるでしょう。
 
信用できなさそうなら、長期優良住宅を
取得して家づくりをしましょう。
 
耐久性という側面からみても
家の資産性にはこういった要点が
ありますので、抑えておきましょう。
 
 
八納啓創
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。