YANO'S BLOG
ライフスタイル 5つのレベル 180411
2018.04.11 家づくり成功のツボ メルマガバックナンバー
私は建築を通じて
ライフスタイルをデザインする
専門家でもありますが、
 
今回の本田健さんのセミナーで
ライフスタイル、生き方を5つに分けて
紹介していました。
 
具体的にいうと、
 
1.多くの人に貢献して最高の人生を生きる
2.縁ある人に喜ばれて豊かに生きる
3.かもなく不可もなく普通に生きる
4.個人・家族単位で不幸に生きる
5.人や社会に迷惑をかけて疎まれて生きる
 
これは、ライフスタイルをデザインする
ときにもつながる世界観です。
 
びっくりするかも知れませんが、
 
「個人・家族単位で不幸に生きる」
 
を選択するために家を手に入れる人もいます。
 
本人たちは、そのことに
気づいていないかも知れません。
 
例えば、仕事で忙しい夫がいる家族。
そろそろ、家が欲しいという妻に対して
「家を買う」という行為で、全てを
済ましてしまおうという場合。
 
本音の部分では、妻は
「あなたが仕事で忙しくて寂しい」
ということを言いたかった可能性が
あります。
 
それと向き合うのが怖くて、
家を買うことで解決してしまおうと
する夫。
 
結果
「夫婦の会話の穴埋めをした家」
が誕生します。
 
結局、新しく家を手に入れても
夫婦の間を埋めることが出来ません。
 
しかし、本人たちは、まさかそんな風に
なるとは、意識的には思っていないので、
この事実を知るとびっくりするでしょう。
 
私がよく
「なぜ、その家を手に入れたのですか?」
「その家を通じて、何を実現したいのですか?」
という話をしますが、
 
改めて、上記5つのライフスタイルと
照らし合わせて見てみると、
無意識に自分たちの望んでいるものが
見えてくるでしょう。
 
私自身も、改めて自分の生き方を
見つめるいいきっかけになりました。
 
 
八納啓創
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 株式会社 G proportion アーキテクツ
 代表取締役 八納 啓創(1級建築士)
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この記事の著者
八納客創(やのけいぞう)
一級建築士 G Proportion Architects 代表。
「快適で居心地よく洗練されたデザイン空間」を探求している1級建築士。「孫の代に誇れる建築環境を作り続ける」をビジョンに、デザイン性と省エネ性、快適性を追求する一般建築を、そして住宅設計では「笑顔が溢れる住環境の提供」をコンセプトをもとに、会社員から経営者、作家など幅広い層の住宅や施設設計に携わる。