家づくりを進める時に一番の難関が「夫婦での対等な話合い」です。 実は、家づくり成功のポイントは、「対等」な夫婦の話合いに尽きます。 しかし、多くの場合 「主人が稼いできたお金で建てるからあまり言えないか・・・」 「いつも家にいないからこういう時 ぐらいは妻のいうことを聞いておこうか・・・」 と、どこか打算的な形で物事が決まります。 そう言 […]
屋根面に降り注いだ雨水をタンクに集めて利用する「雨水利用」というものがあります。これまで、公共施設の基礎部分の地下を活用してタンク化したケースや地中に埋めるタイプ、露出でおくタイプなど色々と設計に盛り組んできました。 雨水は再利用するときには「中水(ちゅうすい)」と言われ、屋内だと便所の排水、屋外だと散水のための水として使われます。特 […]
再生可能エネルギー(自然エネルギー)として莫大なエネルギーを持っている太陽。 この太陽の熱や光をどれだけ有効に活用できるかは、21世紀の建築デザインにおいては最重要課題です。 太陽の日射量コントロールには、ドイツなどでは「外付けブラインド」などがよく使われます。しかし、日本では雨風に対する耐久性やコストがかなり高いためなかなか普及 […]
再生可能エネルギー(自然エネルギー)の中でも太陽熱は、ある意味無限に活用出来るエネルギーです。 ただ、この夏の省エネ対策などの情報が最近溢れて「暑さをしのぐためにどうすればいいか?」という事ばかりクローズアップされてきたように個人的に実感しています。 北海道などの寒い地域では逆に「寒い季節に太陽光を家の中にどう取り入れるか?」を考 […]
近年の熊本地震や山形などで起こった地震など、相変わらず日本では頻繁に地震が起こっています。 そういうタイミングで、住宅の構造のことがピックアップされますが、これを機会に住宅の構造についてしっかりと学んでおきましょう。 木造でも壁量計算、金物計算などをベースにした構造検討を行いますが、それ以外にも偏心率や床の強度なども詳細に見ていく構造検討 […]
前回までは、どれだけ建物の高気密高断熱化を図ることが重要か?という話をしてきました。 ただし、建物の省エネ化を図るには、それだけでは不十分です。 なぜなら、太陽光、太陽熱、風、地中熱、雨など自然のエネルギーを賢く活用することが合わせて重要になるからです。専門的にこの自然エネルギーのことを「再生可能エネルギー」と言います。このエネル […]
私が先日ブログで「最後に世界規模で考えたい省エネの事実」をお伝えしました。 その回では、大気中の二酸化炭素濃度が400ppmを越えると、気分が悪くなる人が増えたり、地球の自然環境に大きな影響を与えるようになり、そのためには建築を通じてどこまで省エネにできるか?という話をしました。 実際に2014年に400ppmを超え、現在は410 […]
建築家の講演会などに行くと、気密性や断熱性の低い建物を設計しているケースもあり、「この空間は少し空調が効きにくくてもいい」「サッシを解放した時の内外の一体感がとても重要」という話を聞くこともあります。 昔の日本の家は、雨風をしのぐためにまず屋根が出来ました。 そしてプライバシーや「中と外」を区切るために障子や板戸などを用いました。 […]
前回の動画では、住宅の構造には基本的に3種類あるという話をしました。 主に、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造です。 その中でも木造がおすすめである旨も伝えました。 なぜなら、コスト面でも経済的で、地球環境にも優しく(日本の場合60年以上持つ家にすれば)、また高断熱を図りやすい面があるからです。 でも、ぶっちゃけ、皆さんの心の中では 「でも […]
家の構造には、大きく3つの構造があります。 木造 鉄筋コンクリート造(RC) 鉄骨造(S) です。 それぞれに特徴がありますが、コスト的にいうと木造<鉄骨造<鉄筋コンクリート造となります。 ただ、鉄骨造は高力ボルトの在庫不足などで鉄骨造は工期が伸びるとともに高騰していて、鉄筋コンクリート造と同じぐらいのコストになって来ています。 では、住 […]